近視度数-5.00以上でのメガネレンズとコンタクトレンズでの見え方の違和感
メガネとコンタクトレンズでの見え方の違いに戸惑われたことはありませんか?
近視度数S-5.00D以上の近視の方が、メガネレンズとコンタクトレンズで「見え方」に大きな差を感じる
主な理由をいくつかあげてみたいと思います。
1. 物の大きさの違い(倍率の問題)
近視を矯正する凹レンズには、「物を小さく見せる」という性質があります。
メガネレンズの場合: 目から約12mm離れた位置にレンズがあるため、実物よりも約10%〜15%ほど小さく見えます。
コンタクトレンズの場合: 角膜上に涙の表面張力で浮いておりほぼ固定されているため、倍率の変化がほとんどなく、
実物に近い大きさで見えます。
体感の差: メガネからコンタクトに変えると、「世界が急に大きく、近くに見える」と感じるのはこのためです。
2. 視野の広さと歪み
メガネレンズの場合: レンズの縁(フレーム)による視界の遮りがあるだけでなく、
レンズの周辺部を通る光には「プリズム作用」が働きます。
これにより、視線を動かしたときに周辺部が揺れたり、歪んだり感じることがあります。
コンタクトレンズの場合: 目と一緒にレンズが動くため、常にレンズの中心(光学中心)で物を見ることになります。
そのため、周辺までクリアで歪みのない広い視野が得られます。
3. 調節力(ピント合わせ)の負担
実は、同じS-5.00Dの度数でも、メガネレンズとコンタクトレンズでは
近くを見る時の「目の筋肉(毛様体筋)の負担」が異なります。
メガネレンズの場合: 凹レンズの特性上、近くを見る時に目をサポートする効果(調節の節約)が働きます。
コンタクトレンズの場合: メガネに比べて、自分自身の筋力でピントを合わせる力(調節力)をより多く必要とします。
この為、40代前後で調節力が低下し始めて老眼の初期症状が現れると、
コンタクトの時だけ「近くが見えにくい」「疲れやすい」と感じることが顕著になります。
4. 左右の不等像視(不同視の場合)
もしご自身の見え方が左右が違って見える(=度数差がある)場合、
メガネレンズでは左右で「像の大きさ」が異なって脳に伝わるため、疲れやすく感じます。
コンタクトレンズは像の大きさの変化が少ないため、左右差がある人ほどコンタクトレンズの方が違和感が少なく、
立体感を得やすい傾向にあります。
いかがだったでしょうか?
主だった理由を挙げてみましたが、もちろん、
この他にもさまざまな理由でコンタクトレンズからメガネへの切り替えがうまくいかないという事はあります、
次回は違和感の解決策についてご紹介させて頂きたいと思います。
「※文中の画像はAIによるイメージです。実際の見え方は度数やレンズの製品によって異なります」









