子供のメガネ3つの目的
1. 視る力を引き出す
弱視の子供に限らず、近視や遠視などの屈折異常を持つ子供たちは、
目の中で正常に映像が処理されないため(網膜に光が届かないため)に、
脳に正確な情報が伝わっていない状態です。
適切な時期に適切なメガネを使用することにより、
正しく視るために必要な屈折度数のレンズを通して光が目に入って、
網膜に光が届き、脳に正確な映像として伝えることができるようになります。
適切なメガネを掛け続けることで、この状態を維持できるようになり、
”視る力”が育まれていきます。
2. 視機能の発達を促す
適切なメガネを使用することで、脳に正しい情報が届くようになりますから、
両目をバランスよく正しく使えるようになります。
このような、良好な視覚環境を得ることで眼球運動や視機能の発達が進み、
周囲の世界をより鮮明に見ることができるようになるので学習や運動能力の向上も望めます。
3. 屈折異常を抑止する
弱視の子供に限らず、近視や遠視などの屈折異常を持つ子供たちは、
適切なメガネを使用することで、視力が正しく出るようになります。
これにより、子供たちはより鮮明な視界を得ることができ、
学習や生活においてより快適な視覚認知力を得ることができます。
また、誤解されている親御さんも多いのですが、
適切なメガネを早期に使用することは、屈折異常が進行するのを防止し、
同時に進行を遅らせる抑止力効果もあります。
つまり、
適切なメガネ使用は将来的な視力低下を防ぐこともできるのです。
子供のメガネは医療機器です。
子供のちゃんとしたメガネを作る場合、作製の際の相談はもちろん、
掛け具合の調整やレンズ選びなど、
経験からくる的確なアドバイスが求められます。
子供のちゃんとしたメガネをどこで作るか迷ったら、
ぜひ経験豊富な一級眼鏡作製技能士のいる
当店をご指名下さい。
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