失敗しない子供メガネの選び方
~子供のメガネ選びで失敗したくないとお考えのママさんへ~
失敗しない子供のメガネ選びで一番大事なポイントは、
”喜んで掛けてくれるかどうか?”
”視えることの役にたっているかどうか?”
なんです。
子供がかける(=使う)メガネを扱うには、
それ相応の専門の知識と経験が必要になります、
ママやパパがメガネユーザーであったとしても、
大人がかけるメガネとは違うという認識が必要です。
【価格で選ぶと失敗する理由】
最近流行りの値段が安価なメガネは、お買い得感もあり、
子供だからという理由で選ばれがちですが、
よく考えてみてください、
安いものには理由がありますよね?
メガネフレームでいえば、
5年前位から市場に出回っている、
射出成形で作られる素材(ウルテムやTR-90など)のプラスチックフレームは安価なので、
大量生産されていますが、その特性のため、
同じプラスチック素材のセルロイドやアセテートと比べ、
ほぼフィッティングが出来ないというデメリットがあります。
(※軽量で弾力性があるというメリットもあります)
この為、掛け具合の微調整が必須となる子供さんには不向きなのだ、
という事はご存じない親御さんも多いのです。
掛け具合が微調整できないメガネではレンズの中心と
お子さんのアイポイントがズレてしまっていても直せません、
これでは、メガネをかけて良くなるはずのものが、
かえって逆効果になる可能性が出てしまいます。
【子供が喜んで掛けてくれるメガネとは?】
子供がメガネを喜んで掛けてくれるようになる為には、
掛けた時に違和感を感じにくいメガネを作ることが大事です
視える=理解る(みえる=わかる)です
子供のメガネはパフォーマンスをアップしてくれる道具なので、
メガネをかけたら”良く見える”という事を子供自身が気づけば、
自分からすすんで掛けるようになるのです。
その為にもレンズ選び、フレーム選びが大変重要になります。
子供のメガネの選び方
①お子さんの度数とその適性に応じたレンズを選びましょう
遠視、近視、乱視、それぞれに特性があり、
度数(見え方)に適したレンズがあります。
お子さんに一番合うレンズを一級眼鏡作製技能士と相談しながら選ぶのがおすすめです。
②フレームは耐久性とレンズとの相性を踏まえて選びましょう
フチなしは基本、子供向けではありません。
安全性という面からも縁のあるタイプが良いでしょう。
0歳~2歳まではプラスチック素材の軽量で弾力性の豊富な、
鼻パッドがついた微調整ができる物を選ぶのがおすすめです。
3歳からは度数にもよりますが耐久性の高いメタル系も視野に入れて選べます。
【子供のメガネは医療機器です】
子供のメガネ選びで失敗したくないとお考えなら、
まずは、経験豊富な一級眼鏡作製技能士のいる
お店をお選びになることをお勧めします。
作製の際の相談はもちろん、掛け具合の調整やレンズ選びなど、
アフターケアも含め、経験からくる的確なアドバイスをしてくれるはずです、
メガネは作ってからのお付き合いの方が長いのです、
安心して信頼できる一級眼鏡作製技能士のいるお店を選ぶことが
失敗しないための第一歩だとお考え下さい。
当店では専用のアプリケーションを用いて、お子さんの、
度数と屈折率に応じたレンズのシュミレ-ションを行い
ご両親にわかりやすく説明しております。
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