メガネをかけると度が進む?
メガネをかけると目が悪くなると思っていませんか?
メガネをかけると目が悪くなる?
本当にそうでしょうか?
「メガネをかけると度が進むからできるだけ掛けたくない。」
こう言って見えにくいのを無理して見たり、
我慢していたりしていると、偏頭痛や肩こり、
根気が続かない、しかめっ面で顔に刻まれるシワなど、
そのしわ寄せは自分自身にやってきます。
同じ様に、更年期障害や自律神経失調症などの疾患も、
目の不調が原因になりうるともいわれているんです。
目のピントは自律神経がコントロールしているので
全身に影響を及ぼすことがあるのです。
しかも
見えにくいことを放っておけば
視覚情報が脳に入ってこないので損をします。
メガネをかけなくても度は進みます、
目が悪くなるのはメガネのせいではありません。
取り巻く生活環境(見る姿勢、明るさ)や、
遺伝が大きく影響しているのです。
見えないことを放っておいていいことはありません。
目からくる体調の不調は見え方に対処した
適切なメガネをかける事で解消される可能性があります。
大げさに聞こえるかもしれませんが、
メガネ一つで人生を左右する事もあるのです。
自分の目の見え方にあったメガネを作ることは
とても大切な事なのです。
メガネのレンズは、ご自分が見るのに足りない力を、
補って(=視力補正)サポートしてくれるものなので、
レンズ度数がきちんと合ったメガネをかけていれば、
目が悪くなるということは起こりにくくなるのです。
メガネは道具(ツール)ですから、正しい使い方をすれば、
目が悪くなることはない事を知っておいて下さい。
(※お断り:この記事はKIRARI 2013年6月号に掲載した文章に加筆&修正を加えております)